時間掃除
秋冬春夏時間時間時間、時間さえあれば時間の掃除してる、
はっきり言って時々ぶん殴って殺してる
自我とか精神分析批評とか特に関係ないやつね
時間は特に昼間、強いから、俺は大体夜の寝る頃を狙う
そしたらまぁ、夜の方から時間の援軍みたいなやつらがやって来て、俺の腕の上を登るわけね
イメージで言わせてもらえば登山する小人って感じですかね、あいつら現に隊列組んで、鎧着て、ざっくざっく先端に刃物付きのゲバ棒みたいなんで、ざくざくこそぎとった俺の肉は時間の小人に食べられるんだが、俺の脳みそといえば特に働きもせずふにゃってる。すにゃー猫撫でてうにゃーで、猫の声を聞いてると、どこからか剥がれて運ばれてきた海の真ん中にボートを浮かべてて、まぁ俺の肉ボートなんだけど、そこに猫乗っけて、ロシアだか韓国だか目指そかなと思う、そこは時間の掃除が必要なければ良いんだけどな、まぁ俺はボートだったからもうそんなこと考えんで寝りゃええやんけ?って突っ込んで猫抱いて泳いだ。